・Fire TV Stick4Kは普通のテレビじゃ使えないのかな。
そんな疑問に答えます。
こんにちは、なぎお(@nagioblog)です。
Fire TV Stickを欲しいなと思ったら「Fire TV Stick4K」もあって何が違うの?って感じですよね。
その違いについて詳しく解説していきます。
後半部分では、Fire TV Stick4Kを選ぶ前に確認すべき注意点についても解説しています。
- Fire TV Stick4Kと通常モデル3つの違い
- Fire TV Stick4Kを選ぶ際の注意点
- 全ての作品が4K画質で視聴できるわけではない
この記事を書いている僕は、Fire TV Stickを実際に3年以上ほぼ毎日使っています。
本記事を読むことで、Fire TV Stick4Kと通常モデルの違いが分かるようになります。
どちらがいいのか迷っているのであれば、ベストの選択ができるようになりますよ。
結論からいうと、高画質や高音質を求めるのであれば「Fire TV Stick4K」をおすすめします。
特に動画とか見れればいいかなって方なら、通常の「Fire TV Stick」で十分です。
Fire TV Stick4Kと通常モデル3つの違い
Fire TV Stick4Kと通常モデルは見た目は似ていますが中身は全然違います。
まずはFire TV Stick と4kモデルのスペック比較表はこちら。
項目 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K |
価格 | 4,980円 | 6,980円 |
映像 | 最大1080p (HD) | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
プロセッサ | MediaTek Quad-core ARM 最大1.3 GHz | クアッドコア 1.7GHz |
ストレージ | 8 GB | 8 GB |
オーディオ | Dolby Audio | Dolby Atmos |
デュアルバンド、デュアルアンテナ802.11ac対応 | 対応 | 対応 |
保証期間 | 90日間 | 1年間 |
Fire TV Stick4Kと通常モデルは見た目はいっしょだけど、大きく違うのが下記です。
- 解像度
- オーディオ
- 保証期間
上記について解説していきます。
解像度
4Kというからには通常モデルと4Kモデルでは解像度が違います。
あなたが見ているテレビやパソコンは、実は縦と横にドットと呼ばれる点がたくさん並んでいます。
そのドットが1つ1つ光を発することで画面に映像を表現しています。
縦と横に並んでいるドットは多ければ多いほど、映像を滑らかに表現することができます。
解像度は下記の順番で 画質がきめ細かくなります。
ハイビジョン(HD)→フルハイビジョン(フルHD)→4K
通常のFire TV Stickは最大でも フルハイビジョンですが、4Kモデルはその名の通り最大4Kまで 表示できます。
違いを簡単な図にしました。
YouTubeなどは最大でも1080Pまでしか対応していません。1080Pでも十分キレイな画質ですが、4Kは2倍以上の解像度。
これだけ目の細かいドットで表現するので、映像が滑らかに美しく表現することが可能になるのです。
オーディオ
オ―ディオもかなり違います。
Fire TV Stick4KはDolby Atmos(ドルビーアトモス)というオーディオ技術を採用しています。
Dolby Atmosとは映画館やホームシアターで採用されている立体音響方式のこと
この技術によって、通常のオーディオと比べ、音が平面的ではなく立体的に感じることができます。
例えば、映画館で映画を見ている時に音がいろんな方向から聞こえてきますよね。
右や左だけではなく、上からも音が聞こえてくることがあると思います。
ヘリが上空から飛んでくるシーンは実際にヘリが上空を飛んでいたり、雨が降ってくるシーンなどは雨が自分の頭の上から降ってくるかのように聞こえてきます。
それはこのDolby Atmosの技術によって再現されているんですね。
そんな技術がFire TV Stick4Kにも備わっています。
主に映画やドラマ、ライブ映像などはリアルな音も大事です。
音響にこだわりたいというあなたには、Fire TV Stick4Kをおすすめします。
保証期間
最後に保証期間が通常モデルとは違います。
保証期間というのは万が一、本体やリモコンが故障して動かなくなった場合に交換してくれる期間のことです。
通常モデルは90日しかありませんが、4Kモデルは1年間と大きく差があります。
僕は一度Fire TV Stickが急に動かなくなってしまいましたが、保証期間外だった為、
泣く泣くもう一台新品を購入したことがありました。
Fire TV Stickは保証期間を有料ですがさらに延長できるシステムもあります。
詳しくはこちらの「Fire TV Stickの延長保証は必要?いらない?【補償の内容や評判】」の記事にて解説しています 。
Fire TV Stick4Kを選ぶ際の注意点
なんかFire TV Stick4Kの方が性能もいいし保証期間は長いしこっちがいいのかな。と思った方はちょっと待ってください。
実は4Kモデルの性能を最大限に引き出すには、引き出せる環境が必要です。
あなたの自宅の環境が、性能を引き出せる環境か確認しましょう。
確認すべき項目は下記です。
- テレビは4K対応しているか
- ネット環境は適正か
- ホームシアターはDolby Atmos対応か
4Kテレビに対応しているか
あなたの家のテレビが4K対応していなければ、当然ですが4K動画を見ることはできません。
ちなみに4K非対応のテレビでも動画は見れますが、4K画質での視聴はできません。
4K画質で見れないのであれば、通常モデルと画質性能は変わらないので4Kモデルの意味がなくなってしまいます。
Fire TV Stick4Kを使うならば4K対応テレビは必須です。
ネット環境は適正か
意外と見落としがちなのがネット環境です。
Fire TV Stickで4K動画を楽しむには、あなたの家のネット速度を確認する必要があります。
ネットの速度が遅いと大容量の4K動画では、見ている途中で止まったりする可能性があるからです。
4K動画を快適に見るには、25Mpps以上のネット速度があれば良いと言われています。
確認する方法は簡単。
こちらのサイトであなたのネット速度がわかります。
ちなみに12時のお昼時や、夜の時間帯はみんなネットを繋げているため1日の中でネット速度が遅くなります。
ホームシアターはDolby Atmos対応か
ホームシアターを持っている方はDolby Atmos対応しているか確認しましょう。
確認する方法は公式のホームページを見れば確認できます。
全ての作品が4K画質で視聴できるわけではないので注意!
Fire TV Stick4Kを利用すれば、すべての作品が4K画質で見れる!という事ではないので注意しましょう。
現在は4K対応のコンテンツはまだまだ少ないのが現状です。
やはり4K対応のテレビがまだまだ普及が始まったばかりで、持っていない方が多い為ではないかと思います。
しかし様々な動画配信サイトも4K映像を配信スタートしており、5G技術も始まったので今後は4Kが主流になることは間違いないです。
Prime video | 配信中 |
Netflix | 配信中 |
YouTube | 未対応 |
Hulu | 未対応 |
Abema | 未対応 |
U-NEXT | 配信中 |
【まとめ】Fire TV Stick4Kと通常モデルの違い
本記事では Fire TV Stick4Kと通常モデルとの違いを比較しました。
違いは以下の通り。
- 解像度
- オーディオ
- 保証期間
特にこの3つは大きな違いです。
4Kならではの高画質や、縦方向からも音が楽しめるDolby Atmosならではの高音質。
これらが楽しめるのがFire TV Stick4Kです。
逆にここまでの機能を求めておらず、子供たちに好きな動画を見せたいという方なら通常モデルのFire TV Stickで十分です。
Fire TV Stickを選ぶ参考にしてみてください。