子どもに自転車の乗り方を教えるには、どうすればいいのかな?
5歳くらいになると、補助輪付きの自転車に乗れるようになります。
そして、「補助輪を外す」という子どもにとっても親にとっても、大きな壁が立ちはだかります(大げさ?)
結論からいうと、個人差はありますが必ず乗れるようになります。
私の実体験をもとに記事にしましたので、ご覧ください。
この記事は、こんな方におススメです。
- 始めて子どもが補助輪なし自転車に挑戦する
- 教え方がわからない
- 教えているが、なかなか上達しない
子どもの自転車練習、最初に親の心構えとして
教えると分かりますが、子どもは親の思った以上に乗る事ができません。
先にこういった前提で、教えていかないと親自身が焦っていきます。
「なんで、こんなに乗れないの?」
「なんで他の子はできるのに、うちの子はできないの?」
みたいな気持ちになり、子どもに強く当たってします可能性があります。
ちなみにうちの子は1日3時間程度×3回で乗れました。
覚えは、必ず個人差が発生します。
早く乗れる子もいれば、時間がかかる子もいます。親としても焦らず教えていきましょう。
他人と比較しないようにしましょう。
子どもの自転車練習、確認する事
最初の練習法として、足がしっかり着いている前提で進めるので確認してください。
そして、アスファルトの上で練習しましょう!
練習場所は転んでもいいように、公園の芝生とかでやりたいという方もいると思います。
芝生の上はタイヤに対する抵抗が大きいので、漕ぐ力が必要です。
最初のうちは、漕ぐ力が弱いのでアスファルトや土など抵抗力がない場所の方が早く乗れるようになります。
・両足が地面にしっかりと着いているか確認しましょう
・練習場所はアスファルトや土の上で行いましょう
子どもの自転車練習、バランスのとり方
足で蹴ってバランス感覚の練習
補助輪を外してすぐにペダルを漕がせてもなかなか上達しません。
理由は、最初の段階ではバランスをとる事になれていないからです。
足で蹴って、前に進ませましょう。そこでバランス感覚を覚えさせます。
慣れてきてスピードが出てきたら、足を広げながら進めるように練習させましょう。
足を広げても、体がフラフラしなくなれば次に進みましょう。
次に進む場合は、サドルの高さを上げましょう。目安として両足のつま先がベタっと着くくらいです。
実際に漕がせてみると分かる事
バランスが取れるようになっても、次の試練があります。
それは「恐怖心」です。
「漕いでみて」と言ってもほぼ「怖いー」ってなります。
子どもは補助輪が無いので、転んでしまう事を理解しています。そこをまずは親がフォローしましょう。
まずは、後ろから自転車を抑えてあげてください。
そこで、子どもに安心感を与えて漕ぐ事に集中させましょう。
実際に教えてて、補助がなくなったと認識した瞬間に子どもが漕ぐ事をやめてしまう事が多くありました。
子どもの中で、補助がなくなった時の気持ちはこうなります。
- 補助がなくなったと認識
- 転ぶかもしれない恐怖心が出てくる
- 漕ぐ意識から転ぶかもしれない意識に変化
- 漕ぐ意識が薄らぎ、ペダルを漕がない
- スピードが落ちて転ぶ
漕がせてみると、上記のように子どもは考えて子どもは転んでしまいます。
親としてする事は、いかに漕ぐ事に集中させるかを考えましょう。
具体的な教え方とは
- 自転車の後ろを抑えながら、漕がせてみる
- 漕ぐ瞬間に、背中を押してスピードを上げる
- 子どもの前に立って、親に向かって漕がせてみる
- 「ペダル漕いで!」とか「パパ抑えてるよ!」など声を常にかけ続ける
私の場合はこのような方法で教えました。
特に声掛けは子どもの恐怖心を取り除く事ができるので、声を掛け続けましょう。
乗る事ができるかどうか最大のポイントはここだ!
最終的に、ひとりで乗る事ができるかどうかのポイントは、最初のひと漕ぎでスピードがでるかどうかです。
スピードを出さないと、自転車は不安定になりますよね。多くの子はここが最後の難関になると思います。
逆にここさえクリアすれば乗れるようになります。
最初は抑えながら、だんだんと手を離していっていきましょう。
最初の漕ぐ動作を、力強く漕ぐように何度も教えましょう
子どもに自転車練習の前に、ストライダーも有効
ストライダーとは、ペダルが無く足だけで進む自転車です。
最近は、公園で乗っている小さなお子さんを見かけますね。
慣れている子は危ないと思うくらいスピードを出していたりしますが、自転車に乗る前にストライダーを乗れている子は比較的覚えが早い傾向にあるようです。
上の子は最初からペダル付き自転車で、教えるのが大変だったから下の子に買ってあげました。
理由は、双子だから教えるのが2倍大変になるからです(笑)
大丈夫。子どもは自転車に乗れるようになります
何度も言いますが、覚えは個人差があります。他人と比較する事で子どもは自信を失います。
転んでも転んでも一緒に挑戦したり、励ます事によって子どもは頑張ります。
できなかった事ができれば子どもは自分に自信がついて、どんどん成長していきます。
うまくできない我が子を受け入れる事も、親としての大事な事だと思います。
みなさんのお子さんが、自転車を楽しく乗れるようになる事を願います。
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