そんな疑問をもつ方もいるのでないでしょうか。
こんにちは、なぎお(@nagioblog)です。
そこで本記事では
実際に食品工場で課長として働いている私が、「きついな」と思ったことをまとめています。
本記事を読めば食品工場のリアルな意見を知る事ができます。
食品工場で勤務を考えているのであれば、本記事を参考にしてみてくださいね。
工場勤務の求人を探すならおすすめ!
業界最多の求人数「リクルートエージェント」
・20万件以上の未公開求人
・無料で転職のプロに相談できる
・書類添削や面接対策も受けられる
転職支援実績No.1の安心サポート!
食品工場がきついと思った時5選
食品工場はきついです。
実際に働いていて、個人的にきついと思ったことは以下のとおりです。
- 残業が多い
- 給料が安い
- 作業が単純
- 環境が悪い
- 成長しづらい
1つずつ深掘りしていきます。
残業が多い
食品工場は残業をしなければならない場面が多いです。
なぜなら、食品工場は日々の生産量が決められており、それが終わらなければ帰れないから。
発注先に決められた数を納品する必要があるので、発注数が多ければ必然と残業になることがあります。
給料が安い
食品工場の給料は平均374万円ほど。(※求人ぼっくす給料ナビ調べ)
国税庁の民間給与実態調査によると、平成30年の日本人の平均年収は約441万円なので、日本の平均よりも安いです。
出典:求人ボックス
ちなみに僕は40代、課長ですが430万ほどです。
大企業などで課長なら1.5倍はもらえますよね。
高い給料は望めません。
作業が単純
食品工場に限らず製造業は作業が単純な仕事が多いです。
なぜなら品質を維持する為に、必ずマニュアルがある為だからです。
職人のような技術よりも、決められたルールで作業することを求められます。
基本、毎日同じ作業の繰り返しなんですよね。
仕事にやりがいを求める人にはつらいです。
環境が悪い
作業する環境が暑かったり、寒かったりと環境が悪いです。
食材を加熱加工する工程では50℃を超えますし、保管の為の冷蔵庫や冷凍庫では常に10℃以下です。
特に加熱工程がつらくて熱中症の危険もあります。
作業中は大量の汗をかくので、シャツは毎日着替える必要があります。
詳しくは「コンビニ食品工場は地獄なのか?実際の社員が教える5つの地獄」にて解説しています。
成長しづらい
食品工場は自己成長できる場面が少ないです。
理由としては、決められた生産量を、決められたルールで作業するわけなので自分で考える事が少ないからです。
自分で新しい価値を生み出すような仕事ではないので、成長は難しいですね。
食品工場に向いている人
食品工場で働いていくのであればこんな人が向いています。
- 単純な作業が苦でない人
- 営業や接客作業はしたくない人
- プライベートの時間が欲しい人
上記に該当している方であれば、食品工場が合っているといえます。
バリバリのサラリーマンにはなれないですが、ほどほど給料がもらえればいいなって方ならいいかもです。
私がきつい食品工場を続けている理由
私はきつい、きついと言いながらも食品工場に勤務を続けています。
過去に5回も転職してますが1番長く働いています。
理由は下記です。
- 単純作業が楽だから
- 接客をしなくてもよい
- 自分の時間を多く取れる
単純作業が楽だから
ぶっちゃけ、決められた仕事をしていれば良いのが食品工場です。
単純な作業がつらいとはいえ、毎日自分の仕事を考える方が大変じゃないですか。
youtuberとか毎日、ネタを考えてオリジナルコンテンツを生み出しているんですから。
食品工場のように決められた作業を繰り返す方が楽なのは言うまでもないですよね。
接客をしなくてもよい
工場の現場で働いていれば、お客さんの対応はありません。
役職が上がるとクレーム対応や社外対応がありますが、役職が低いうちはお客さんとの接点はないからです。
私は以前、ファミレスの正社員として働いていました。
ファミレスは言うまでもなく、接客業ですよね。毎日がお客さん対応です。
99%は普通のお客さんですが、1%は面倒なお客さんに当たります。
その1%のせいでストレスがどんどん貯まっていきます。
接客をする機会が少ない食品工場ではストレスが貯まりにくいので、低ストレスで働けます。
自分の時間を多く取れる
繁忙期などを除けば、基本定時で帰れます。
営業や外回りの仕事だと、お客さん対応で定時に帰れないこともあると思いますが、食品工場は決められた数量を生産すれば帰れます。
定時で帰れるので、家族と一緒にご飯も食べれるし、好きな趣味に時間を使えます。
私も副業でこのブログを書いていますが、定時で帰れているからこそ継続できていると思います。

まとめ
食品工場できついと思うことはたくさんあります。
しかし、きつい中でも続けられるのはそれを上回るメリットがあるからです。
仕事をするうえで大事なのはいかに「低ストレスで働けるか」ということ。
ゆるく働いていきましょう。
人気記事 工場勤務、製造業のおすすめ転職エージェント3選【副業も視野にいれよう】